レム睡眠、ノンレム睡眠とは?その違いと眠り時の役割

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レム睡眠とノンレム睡眠のグラフ

私達は日々睡眠をとり、心身ともにリフレッシュします。
そして、その就寝から起床までの眠りの中で、意識せずにレム睡眠とノンレム睡眠を繰返しているのです。

では、それぞれがどのようなもので、どんな役割を担っているのかを以下に解説します。

 

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レム睡眠とは

レム睡眠とは、筋肉を休める為の浅い睡眠のことを言います。

レム睡眠状態に入ると、目と呼吸に関する筋肉以外は完全に弛緩(しかん=ゆるむ事)し、身体を休めます。
ただし、体は休んでいる状態でも、脳は活動している状態です。

夢を見るのもこのレム睡眠時となります。

ちなみに、レム睡眠のREMはRapid Eye Movement(急速眼球運動)の略で、眠った状態で眼球の動く状態である事からこの名称が付けられました。

 

ノンレム睡眠とは

ノンレム睡眠とは、脳を休める為の睡眠のことを言います。

目覚めている時に比べて、筋肉はいくらか緩んではいますが、完全に弛緩する事はありません
また、ノンレム睡眠は、脳の休息具合によって4段階に分けられており、3段階目・4段階目(徐波睡眠・深睡眠)に入ると、熟睡の状態となります。

この熟睡状態は、通常、睡眠の前半部分(約3時間の間)にのみ現れ、以降は1段階目・2段階目の浅い眠りを繰返します。

熟睡の状況

 

レム睡眠とノンレム睡眠の違い

さて上記のように、レム睡眠とノンレム睡眠は、身体の休息脳の休息という、休める箇所が異なる点が大きな違いになります。
心身ともにリフレッシュするには、どちらの睡眠も必要不可欠ですよね。

また、この2つの睡眠は、同時に現れる事はなく、一定の周期で交互に現れ、その8割近くはノンレム睡眠となります。

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