私の不眠症体験と、その解決方法についてレポしたいと思います。
私は幼少期から翌日に何か楽しいことがあったり、その時に心配している事があったり、いつものとは違う場所(親戚の家や旅先など)で寝ると、寝付かれない事が多々ありました。
しかし、幼少期から高校生くらいまでは、なかなか眠れないと思っても、翌日にはすんなり眠れたので、不眠症予備軍だった気がします。
しかし、そんな不眠症予備軍は20代の終わりに結婚して妊娠して、出産してと生活の変化が大きくあった時をきっかけとして、完全なる不眠症になりました。
妊娠中や産後すぐにお乳の関係もあるので、薬などはもちろん飲むことができないので、本当にしんどかったのですが、妊娠中に関しては昼間に眠くなるといつでも眠る事ができたので、まだ良かったのです。
しかし、産後は本当に辛く感じて、不眠症から体調不良になった時もありました。
産後完全に生活が落ち着いても、私の不眠症は全く改善されなかったので、その時に初めて内科クリニックへ行きました。
診断は予想通りの不眠症でしたが、人生で初めて睡眠薬を処方されました。
医師曰く、一度狂ってしまった睡眠時間の周期をコントールすることと、自立神経の乱れを改善させる為に、一定の期間は薬を使って、ある程度決まった時間に床につく習慣をつける事を指示されました。
またどんなに眠くても昼寝は暫くはとらないか、15分までだと言われました。
また夜に興奮するようなもの(カフェイン等や辛いものや刺激物)を避けることと、就寝時間の2時間前には入浴を済ませる事も指示されました。
それまでは入浴は寝る寸前にしていたのですが、身体が暖まり過ぎていると逆に眠ることをさまたげると言われたんで、入浴時間も変えました。
また布団の中で本を読んだり、今ならばスマホを操作する事も辞めるように言われました。
朝はどんなに眠くても決まった時間に必ず起きる習慣をつけること、約2週間で以前の様に酷い不眠は改善されました。
また未だに睡眠サイクルが乱れることや眠れないこともありますが、そんな時は一度起きて、気持ちをリラックスさせたり、時に薬を処方して、不眠状態を長引かせない様にしています。
薬を使う事は習慣になるから怖いという方もいると思いますが、私も実際にそんな1人でした。
しかし、一定の期間や睡眠時間の習慣をつける為に薬を使って、早めにコントロールすることで、不眠症を悪化させないと感じています。
体験者:さやさん(50代前半/女性)
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