以下、余裕で100回以上は金縛りを体験している自称金縛りマスターの僕が、金縛りの回避ができるようになった経緯や方法等を、実際の経験にもとづいて書き記したものになります。
なんかとりとめない感じになってはいますが、誰かの参考になれば幸いです。
初めての金縛り
初めて金縛りにあったのは大学生の時です。
確か徹夜でネットゲーをして、そのまま昼前にベッドで寝た時のことです。
ふと目覚めると、身体がまったく言うことを聞かない状態で、しかも、なんかベッドの横1m程離れた場所で「あー!あー!」っていう男の声がしたんですよね。
おいおい、どういうことだ!?と思って横目で見てみると、見知らぬ男が頭を抱えて、あーあー言いながら髪の毛をワシワシしてるんですよ!
もうね。パニックです!
目を閉じて、夢中で「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と心の中で叫び続けましたね。
そうすると、しばらくして男がいなくなると同時に金縛りも解けました。
実際は1・2分程度のことだったとは思うのですが、とてつもなく長く感じたのを覚えています。
その後、かなりブルってしまって、父に電話をしてしまった程です(笑)
その後の金縛り歴
その後、大学を卒業して社会人として生活する中で、何度か金縛りにあいました。
足を引っ張られたり、目と鼻の先に知らない顔があったりした時には、さすがに相当ビビったりもしたのですが、わりと図太い方なので、初めて金縛りにあった時のような恐怖は感じる事はありませんでした。
そしてその後、金縛り頻度がピークを迎えたのは、卒業から6年後くらい。某ブラック企業に転職した後のことです。
8時起き、24時過ぎ帰りという若干過酷な生活があたり前だったせいもあってか、多い時では週一で金縛りにあっていました。
そんなある日、いつものように金縛りとなったのですが、なにか化物チックなものが目の前をうろちょろするのが、あまりにも不愉快で、殴りつけてやろうと強く思った事がありました。
で、力任せに右手を動かそうと頑張ったところ、見事、その化物を殴りつける事に成功!
以降、金縛り時でも右手だけは動くようになりました(笑)
そして、その頃から、金縛りに対して恐怖はまったくなくなり、何か現れたとしても、殴り飛ばしてから寝たり、何もいなければ、そのまま寝たりと、金縛りに対して無頓着になってきました。
金縛りの抜け方を発見
そしてそして、月日は流れ、僕も30代になって金縛りの頻度も月に1回あるかないかになってきたのですが、20代の頃には思ってもみなかった方法で、金縛りを抜ける方法を見つけ、しかもそれを楽しむ術を見つけました。
ではどんな方法で金縛りを抜け、どのように楽しんでいるのか?
それは、明晰夢という存在を知った事から始まりました。
明晰夢とは、夢を夢と自覚して、夢の中を自由に行動できる事(明晰夢とは?参照)なのですが、僕はこの存在を知ってからとういうもの、それをマスターするべくいろんな書物を読み漁り、ネットで調査し、たくさん勉強しました。
そして、実は金縛りも夢の一種だということが分かり(金縛りとは何?参照)、じゃあ明晰夢に変換する事も可能だ!と考えたわけです。
明晰夢で一番難しいのは、夢の中で自我を持つ事なのですが、金縛りとは、実は自我を持ったまま夢と気付かない夢を見ている状態なんです!
つまり、明晰夢に突入するのに、これほどおあつらえ向きな状況はないんですよね♪
この事実を突き止めた時、ほんと歓喜しましたね!
なので、次に金縛りに会う日が楽しみでやれなくなりました(笑)
しかし、なぜか待てど暮らせど金縛りにならず、その事実に気付いて最初に金縛りになったのはそれから3ヶ月後くらいでした。
では以下、その当日の実況です♪
実際に金縛りから抜けた時の体験談
身体が動かない!
歓喜!
身体の上で小人が踊ってる!ww
まあ、追っ払わないでいてあげよう♪
いざ、明晰夢の世界へ!
と、まずは場所を夢の中へ移そうと目をつぶって、行きたい場所を強く想像しました。
と言っても、イメージしやすい実家の玄関ですが(笑)
すると、おもしろい事にすんなりワープ。
意外とかんたんにいったので拍子抜けしましたが、その実家の玄関に違和感がありました。
いつもなら、誰かいるはずなんですが、まるっきりの無人!
誰も家族が家にいないんです!
これじゃ楽しくないと思って、とりあえずは玄関の扉を開けて外に出ようとしたのですが、なかなか開かない!(ノブが握れない)
なので、めんどくさくなって扉はすり抜ける事にしました(意外とすり抜けるのは簡単)。
で、実家は1階ではないので、地上に降りるために階段を降りようとしたのですが、時間がもったいなくてたまらなくなったんですよね。
なので、ジャンプしていっきに飛び降りようと思ったのですが、ここで面白いことに「これが現実だったら大怪我するよなぁ…」と不安になってしまいました。
でも、「下まで一気に降りたいんだよなー」と考えていたら、階下までワープしていました(笑)
で、「ああ、やっぱ夢だよね!」と再確認。無事外に出ることに成功しました。
が、またも違和感!
おもいっきり世界がセピア色で人影もないんですよ!
もちろんこれじゃ楽しくないと思ったので、道を挟んだ近所の知り合いの家(2階)に行こうと思いました。
そこで、ショートカットとばかりにジャンプしたのが間違い。
そのままぐんぐん空に向かって加速して、降りられなくなったところで目が覚めました。
はい。ということで、実はこれが僕の初めて体験した明晰夢もどきですw
かなり難易度の低い裏技的方法での導入なのに加え、かなり中途半端な感じだったので、個人的には本当の明晰夢デビューは、約1年後に体験したちゃんとした眠りから入った明晰夢としてますが(^^;
まとめ
と、結構ダラダラとした話になっちゃいましたが(汗)、「金縛りの抜け方 & 楽しみ方」を以下にまとめます。
金縛りとは、自我を持ったまま夢と気付かない夢を見ている状態なので、そのまま意識的に夢に突入してしまえば、金縛りを抜ける事ができます。
金縛りから夢に突入する方法は、目をつぶって行きたい場所を強く念じる事です。
これに成功し、夢の世界に突入できれば、あとは自分のしたいように楽しむ事が可能です。
ただし、夢の世界へのスムーズな移行。そして、夢の世界で不自由なく楽しむ為には、ある程度、明晰夢の制御方法を学ばなければいけません。
それは、また別の記事で話そうと思います。
ちなみに、僕が読み漁った本の中で一番の名著にして、数多くのヒントを与えてくれた明晰夢の解説書は以下。
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