夢の中で目覚める(自我を持つ)最高の娯楽である明晰夢。
その明晰夢を、ベッドに入ってすぐに体験できる方法であるWILD(Wake Induced Lucid Dreamの略称)という技術があります!
実は僕は、通常の明晰夢よりこのWILDの方が得意で、眠気とやる気さえあれば、ほぼ確実にWILDに突入できちゃうんです♪
ということで今回は、僕が実際にWILDを行なっている方法を紹介しようと思います。
ただし、たぶんこれ。やり方に個人差があるとは思うので、あくまで参考程度によろしくお願いします(^^A
WILDに成功する為の条件
まずは、ベッドに入る前の前提条件として、僕が経験から学んだ3つの事項を紹介します。
以下の条件さえ揃っていれば、WILDに突入可能です。
- 結構な眠気がある
- 眠気に抗う精神力を保てる状態
- お酒を飲んでいない
え?そんだけでいいの?って声が聞こえてきそうだけど……少なくとも、僕はこれで突入できます!
てか、正確には上2つだけでもいいんですけどね。
お酒を飲んでると、ほぼ確実に精神力が保てず、そのまま睡眠に突入してしまうんですよね(^^A
WILDへの突入方法
では次に実際に、WILDへ突入する為の手順です。
これは以下1~3の順にこなします。
- 眠らない気満々で眠気に抗う
- 夢への突入ポイントを見極める
- 夢に見たいリアルな情景を思い浮かべる
うん。ちょっと分かりづらいですかね?
要は、上述の条件を満たしてベッドに入った後、「絶対に眠ってはいけない!眠ったら死ぬ!」ぐらいの気概を持ちつつ、睡魔にある程度まで従うんです。
すると、意識が夢の中にあるのか現実にあるのか、わけわかんない状態になります。
これが2.の夢への突入ポイントです!
そしてこの時ですが、大体の場合、以下のような症状が現れます。
- 側で音がする
・部屋の中で笛を拭く音が聞こえる
・ドアを開けて誰かが入ってくる音がする
・何やら話し声が聞こえる - 頭のなかで幻覚・幻聴が発生する
・頭の中でガサガサ音が聞こえる
・目をつむっている状態で目の前がTVの砂嵐状態になる - 身動きが取れない、身体が思うように動かない
・金縛りになる
・布団を下げようと思っても空振りする・透き通る
僕は、側で音がするパターンが多かったので、初めの頃はそれで飛び起きて周りを確認したりしてました。
が!もちろん、全部幻聴です!
始めの3・4回はいろんなパターンの音(生活音的なものがほとんど)がして、びびって起きていたのですが、慣れたら、多少の不安はあるもののやり過ごすことができるようになりました。
で、この夢への突入ポイントを見極めたらほぼ成功です。
あとは、見たい夢の情景をリアルに思い描けばOK!
でもまあ、この夢の突入ポイントを把握する事が一番難しいんですけどね。
なので、ちょっとしつこいくらいに解説入れときます。
もっと身近で、わりと似たような状況の例をあげてみますね。
例えば、宿題や仕事での資料作りなど、納期が決められている状態で、半端ない眠気を耐えつつ作業をしているとします。
この時、やらなければいけない事を夢とも現実とも分からない様な状態でやり続けた時、やったはずの作業が実はできていなかった、やったと思ったのは夢の中だった、という経験はないでしょうか?
これ、わりとWILDの2.と3.の段階に似てるので、こういう経験がある人は、その時の感覚を思い起こすと良いかもしれません。
(ただしこの状態の場合、身体がベッド上のような安定した場所にないので、睡眠に本格的に入ろうとした段階で筋肉弛緩が起こり、体制が保てなくなって一瞬で目が冷めちゃう事がほとんどなので、WILDにはなりきれない)
WILD突入後の楽しみ方・持続の仕方
では最後に、WILD突入後の明晰夢内での話もしておきます。
WILDに本格的に突入すると、あとはノーマルの明晰夢の経験が生きてきます。
明晰夢の経験がない人だと、真っ暗闇の中をたださまようだけで終わったり、空間に出ても、ドアも開けれない、壁もすり抜けれない、どこへも行けないで終わってしまう事がほとんどでしょう。
WILDは、ノーマル明晰夢よりも格段に夢から冷めやすいので、より丁寧に、深い明晰状態に入らなければ楽しむ余裕もなく、終わっちゃうんです。
明晰夢状態に入ったら、まずは自分の身体を触って感触を確かめたり、景色の色を(モノクロやセピアではなくカラーで)ハッキリと認識したり、近くのものの細部のディテールをじっくり観察したりしましょう。
そして決して、興奮するような事はしないで、落ち着いてゆっくりと夢の中を探索してください。
と、今回はWILDの方法についての話なので、明晰夢の持続方法については、また別の記事で解説させてもらいますね♪
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